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MONSTER Exhibition 2022

ギャラリー: ようこそ!

「リュウ・セイグン」

星の降る夜に
小さな幸せを集めてみる
しらない花の匂い
胸がざわめく旋律
きゃあきゃあとはしゃぐ午後3時のカーテン
キラキラと光る昼間の記憶を巡らせて
夢を幻の境界線をいったりきたりする
ダンスするみたいに
明日には会えるかわからない果敢なさが夜が明けるのを拒みながら
月は白く残像を残す

ギャラリー: テキスト
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ギャラリー: 画像

「花園怜域」

トントントントン音がする
タカタカタと音がする
なんの音かわからないから
すこし怖くて
それを呑み込む高鳴り
相反するものが共鳴することは
こればかりではない
得体のしれないものは
得体のしられたくないもの
必死に隠しているものを
どうか破らないで
迂闊にも、
正体を暴くことは凶なり
記憶も幻想もさらりと美しいままで花園

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「野鳥歌集」

とりとめもない歌が
口から溢れるように
とりとめもない音が
胸から漏れるように
幸あらば
幸なきこともあって
敷島を知る者は従来の葉に戻れない諸説あり
果たして
詰まるところは
幸福を知ることは良いことなのでしょうかいるならば神様よ

ギャラリー: テキスト
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「仮)風の出処を探してはいけない」

見えないいとを必死に集めたけれど
結局見えなくて
私だけの宝物よ、
善良なるもの
それ以外を疑うのを恐れて
用意周到、無意味と意味をつける
集めたいとを
すこしずつ風にのせて解けば
美しいかもしれない
あの誰かのやさしさに
応えられる唯一かもしれないと
余儀りました、
委ねるか受けるか抵抗するか
酸素が薄まる朝露の前に
ごうごうと吹雪く風を
私にください

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​目

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​過去作品集

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​イラスト

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